従来CD規格で高音質化!SHM-CD登場時の記憶を思い出してみる。

どうも、つなかんです。

今回はだいぶマニアックなテーマでブログを書こうと思います。

テーマは『SHM-CD(スーパー・ハイ・マテリアルシーディー)』です。

知ってる人がいたら間違いなく30代以上だと思いますw

これはユニバーサルミュージックLLCの新倉紀久雄さんが提案し、日本ビクターと共同開発した音楽CDの名称なんですね。※wiki参照

今回この『SHM-CD』の登場時の記憶とその後の流れを書いて見たいと思います。

当時の聴き比べた感想

確か執筆者が高校生の頃にこのSHM-CDが登場しました。

CD屋の1つのコーナーに大体的に並べられていて、その説明書きには『従来のCDプレーヤーのままで音が高音質に!』と書いてあったんです。

それはかなり画家的なことで、そのSHM-CDの前にはSACDというのが出ていたのですが、こちらは専用のプレーヤーが必要で高校生が買える品物ではありません。

なので、通常のCDプレーヤーで高音質化ってのはだいぶ魅力的だったんですね。

登場したばかりの頃は聴き比べ用のSHM-CDがあってROCK,POP,JAZZなどジャンル別に発売されていました。

確か有名曲がオムニバスで入ってて1000円。

普通にオムニバスCDとして買っても良いくらいメジャーな曲が入っていたので当時執筆者が買ってみて自宅で何回も聴き比べました。

聴いてみた結果・・・

確かに良くなっている!・・・ような気がする

いや確かに低音が温かみを増している!・・・ような気がする

僕は当時高校生でしたし、専門家ではないので率直な感想はそんな感じです。

いちよそこに関して詳しく書いている方の記事があったので貼っておきます。

SHM-CD解説
参照:https://fuyu-showgun.net/2015/03/super-material/

聴き比べ用のパッケージデザインが凄く良い

だいぶ別目線の話ですが、その聴き比べ用パッケージデザインが結構良く出来てたんですよね。

今見ても結構イケてる気がしますし。

あのキャラクターはなんか別で再登場して欲しいですね。

↓Amazonで売ってるのがありました!懐かしいww

VHSを連想させるSHM-CD VS SACDの構図。そしてどちらも・・・

胸熱だったのがSHM-CD VS SACDが昔のVHSとベータの構図のようだったことです。

当時はPS3の初期モデルにSACDが搭載されSACDが有利!

しかし、VHSのようにビクターが逆転し新たな規格で覇権を握るのかなと期待もしていました。

様々な洋楽の名盤がSHM-CD規格で再発され、結構当時は盛り上がってた記憶があります。

しかし、その後音楽業界に革新が起き、CD自体の衰退に繋がっていきます。

登場するのが少し遅かった。スマホの登場とCDの衰退。そして、ストリーミング音楽時代へ

iPhoneによるスマホの登場で音楽に取り巻く環境は革新というレベルで変わってしまいました。

スマホで買ってスマホで音楽を聴くまで完結できるようになったのです。

ガラケーの時でもそれは可能でしたが、音質の制限や容量の制限であまり実用的ではありませんでした。

しかし、スマホではそれらの問題が解決されたんですね。

そして今現在進行形で起きてる変化があります。

それは音楽を買う必要がなくなったことです。

Apple MusicやSpotify,Amazon Musicなどサブスクリプション形式の音楽ストリーミングサービスが登場したことにより、音楽は買う必要がなくなったのです。

月1,000円ほど払えば何千万曲の音楽がすぐ手元のスマホで聴けるようになったのです。

もう通常のCDですら衰退していたのです。

そうなるとSHM-CDやSACDどころの話では無いですよね。

近年のレコードリバイバル

しかし、近年の上記の流れに反する不思議なニュースが流れました。

・アナログレコードの売上がCDを上回る可能性 全米レコード協会が発表
https://block.fm/news/vinyl_outsell_cd

本当に音楽のテクノロジーは常に誰も予想出来ない独自の歩み方をしていると思います。

また何十年後にはCDが再評価される時代が来るのでしょうか?

まとめ。今度こそ音楽高音質化の革新が起きる可能性

SHM-CD、SACDらによる音楽高音質化の流れは止まってしまいましたが、今度こそ音楽の高音質化がありうる時代が来ました。

それが5Gです。

5Gはほぼ通信の容量や制限を気にしなくて良くなります。

そこで、各ストリーミング会社が音源をハイレゾに切り替えることが出来れば、ユーザーは音源を買い換えることなく音楽を高音質で聴けるようになるんです。

一般聴衆による音楽の高音質化はそこで達成するかもしれません。

しかし、また高音質化の流れ一歩手前で別規格が登場しmp3 192kbpsのままになってしまう可能性もあるかもしれませんね。

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