防音対策に!賃貸探しで注意して欲しい鉄筋コンクリート造 (RC造)の2つの意味
木造 軽量鉄骨 重量鉄骨 鉄筋コンクリート造(RC造) この中で一番遮音性が高いのがRC(鉄筋コンクリート造)と言われています。
僕もこの話を信じてとある都内のRC造の賃貸に住みました。
しかし、前回の鉄骨造の賃貸より隣の生活音が聞こえるようになり音楽制作の環境が悪化したため3ヶ月で引っ越した苦い経験があります。
その際にRC造について詳しく調べました。
RC構造は2種類あるということ
こちらは知ってましたか?
一般的なイメージでは壁がコンクリートになってたらRC造と思いますが、RC造でも壁がコンクリートでない場合があるのです。
それが、隣の騒音がだだ漏れの原因でもあるのです。 ラーメン構造 壁式構造 これがRC造の種類です。
僕が住んでいたのはラーメン構造というものでした。この場合安い賃貸は壁の素材が遮音性がさほど高くないものを使われているケースが多いです。
そのため音漏れがしやすかったようです。 テレビの音なんかは何を見てるか分かりましたし、なにより隣の住人が扉を開けば自分の部屋の扉が開いたと思ったくらいでした。
遮音性なら壁式を探そう
ラーメン構造というのは簡単に言うと柱の部分だけをコンクリートにして構造のことです。
つまり、壁はコンクリートではありません。ですので、木造や鉄骨物件と同じく隣の部屋の物音がよく聞こえることが多いのです。
高級マンションでは壁の素材も良いものを使っているので問題ないのですが安い物件では注意が必要です。
壁式はまさに箱のごとく全体をコンクリートで囲っている構造です。ですので、当然壁もコンクリートですので遮音性がとても高いです。
今の物件は頑張って壁式を見つけたのですが見分け方が難しいので探すのに苦労しました(^_^;)
壁式構造とラーメン構造の見分け方
見分けるのはとても大変です。
ネットなどの情報でも見分けることは困難でしょう。
不動産の店員もこのことに関しては教えてくれません。
しかし、素人でもわかる特徴があります。
まず、壁式は5階以下の建物に限ります。 法律上壁式は5階までしか作れないのです。
それと部屋にも特徴があります。
上の写真はラーメン構造のような特徴の建物です。
赤い印のように出っ張りが必ずどこかにあります。 あった場合はラーメン構造の建物です。 壁式の場合は出っ張りがありません。
まとめ
僕はこのことを知ってから壁式の建物を探すのに苦労しました。
実際に建物を見にいって出っ張りを探したり壁を叩いたり、隣の部屋でラジカセを流して音漏れを調べたこともありました。
苦労の末、今は壁式の建物に住んでいます。
建物は4階建てです。
今では生活音が外に漏れることなく生活が出来て開放的で満足しています。
日常生活で大きい音を出すことが多い人は壁式を探すかしっかりした壁材を使っているラーメン構造の物件を探すことをお勧めします。
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