田舎の給料は安い?高卒で就職して手取り10万でした。年収200万以下の実態

どうも、つなかんです。

イケハヤさんの動画で『地方・高卒で手取り10万円は割と普通な話』を見たのですが、がっつり僕が該当していたのでその体験談を書き留めたいと思います。

今ではWEBデザイナーとして30万以上は稼いでますけど、当時高校卒業したての18歳にとって手取り10万でも感動してたんですがねぇ。

最低賃金620円!手取りが10万の世界

僕の地元、岩手はとにかく最低賃金が安いんです。平成18年ぐらいでは『620円』

1時間働いて620円。。場所によってはラーメンすら買えないw

今では790円まで上がったようですが、県で比較すると最低ランクです。

このように最低賃金が低いので、高卒でそんなに成績が良くないと必然的に給料の安い工場などに就職することになるんですね。

じゃあ、なぜ安い給料の会社に就職するの?ってなるんですが、仕事もそんなに選択肢がありません。

高卒は基本、施設や工場の作業員しか就職先がありません。

大手メーカーの工場も勿論あるんですが、そこは成績が良い順で就職する感じです。

そういった所に就職できれば田舎では勝ち組といったところでしょうか。

んで僕は成績が良くなく就職が出来ればまだ良い方の立ち位置だったので総支給15万の工場に就職しました。

そして、手取りは税金など諸々引かれ10万ほどでした。

それでも、18歳の僕には初めての大金で安いなんて自覚は1ミリも思わなかったですねw

むしろ金持ちになった気持ちでした。純粋ですね。

田舎の安月給での生活術

おそらく最初は皆実家暮らしです。

僕の場合は特殊で工場に寮があったんですね。(寮とはいっても6人部屋で先輩と同居が強制のところですが、、、)

そこの家賃が10,000円くらいで、あと別途で地元のパートおばちゃんが作ってくれる食事代が8,000円くらい。

なので、生活費を抜くと8万ぐらいは手元に残りました

生活する分には何一つ不自由がなかったですね。

それに田舎は娯楽がないのでお金のかかる遊びはしないんですよね。その田舎は海が近くて釣りが気軽に出来たんですが、餌代で十分時間が潰せました。

高い給料を目指そうとは思わなかった

田舎はとにかく時の流れが穏やかです。

都会とは全く違います。

周りに稼いでる人がいなく、みんな同じような経験を持ってるので高卒の僕には世の中こんなもんなんだなと思ってました。

30万稼ぐなんて到底無理だろうと。

なので上昇志向がないんですよね。野心が。

田舎で就職するってそういうことです。

結局、周りがそうなんで。

その後のお話

僕はそんな生活をしてたら1年半で気が狂ってしまいました。

夜中に1人でガートレール蹴ってる時もありました。

結局、退職願いをだして『高卒で3年も続けないで辞めるとこの先大変だぞ!』と引き止められました。

案の定、辞めた後は仕事がなかなか見つからなかったです。

バイトですら落ちてました。

幸い、ガソリンスタンドのバイトで採用されて、なんとかなった感じです。

んで、そこの時給は780円。

田舎ってそんなところです。

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